1999年台湾集集地震の余効性地殻変動の稠密GPS観測 (英文)
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概要
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To observe the postseismic deformation following the 1999 Chi-chi, Taiwan Earthquake, ten GPS receivers were deployed to form a linear array. Two are dual frequency and the others are newly developed single-frequency GPS receivers. Bernese GPS Software Ver. 4.0 was used for the data analysis with an IGS precise ephemeris. We analysed three weeks of data. The preliminary results indicate that the GPS site on the foot wall of the earthquake seems to be stable after the earthquake during this short period. The daily scatter at the single-frequency GPS site is larger than expected, probably because the initial coordinates were not precise enough.1999年台湾集集地震の余効性地殻変動を観測するために10台のGPS受信機を地表断層に直交するよう直線上に設置した. 10台のうち2台は2周波受信機で, 8台は地震研究所で開発された1周波受信機である. 3週間のデータをBernese GPSソフトウェアーVer4.0を用いて予備的解析を行なった.衛星暦はIGS精密暦を使用した. 3週間のデータ予備的解析では断層の下盤にある観測点において余効変動は観測されなかった.また, 1周波受信機の予備的解析では短期再現性が悪く,その原因を明らかにするためにさらなる解析が必要である.
著者
-
平田 直
東京大学地震研究所
-
平田 安廣
東京大学地震研究所
-
中尾 茂
東京大学地震研究所
-
中尾 茂
東京大学地震研究所:(現)鹿児島大学理学部
-
劉 啓清
中央科学院地球科学研究所
-
余 水倍
中央科学院地球科学研究所
-
余 水倍
中央研究院地球科学研究所
-
中尾 茂
鹿児島大 理
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