第24次南極地域観測隊越冬報告1983-1984
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概要
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第24次南極地域観測越冬隊35名は1983年2月1日より昭和基地の運営を開始し, 1984年1月31日に終了した。この間昭和基地, みずほ基地を維持しつつ, 定常観測の他, 宙空系, 雪氷・地学系, 環境科学系による研究観測を実施した。研究観測では, IAGP(国際南極雪氷計画)の一環として「東クイーンモードランド地域雪氷・地学研究計画」(7年計画の2年次), MAP(中層大気国際共同観測計画)の一環としての「極域中層大気の総合観測」(4年計画の2年次), BIOMASS(南極海海洋生態系および海洋生物資源に関する生物学的研究計画)の一環としての「南極沿岸生態系における生物生産の基礎研究」(3年計画の2年次)が主たるプロジェクトであった。その他, 「環境モニタリング」と「ヒトの生理学的研究」を継続実施した。本報告では定常・研究観測の概要と設営部門の活動を記述する。
- 国立極地研究所の論文
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