第26次南極地域観測隊越冬隊報告1985-1986
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概要
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第26次日本南極地域観測隊越冬隊員35名は1985年1月より1986年1月までの1年間, 昭和基地とみずほ基地を中心とした地域で, 極光, 地磁気, 電離層, 気象, 地震, 潮汐, 測地の定常観測を例年どおり実施するとともに, 各種研究観測を実施した。研究観測では, MAP(中層大気国際共同観測計画)の一環として極域中層大気の総合観測(4年計画最終年次)を昭和基地で大規模に実施するとともに, IAGP(国際南極雪氷計画)の一環として内陸部では「東クィーンモードランド地域雪氷・地学研究計画(7年計画の4年次)」を実施した。このほか「環境モニタリング」と「ヒトの生理学的研究」を継続実施した。本報告では, それら多種多様な定常・研究観測の概要と, それを支えた設営部門の活動を紹介する。
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