10〜30MeV中間エネルギー領域宇宙ガンマ線望遠鏡の開発に関する基礎実験
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概要
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現在まで10MeV以下または50MeV以上の宇宙ガンマ線については数多くの観測が行われている.しかし10〜30MeVの中間エネルギー領域では,観測器の製作の困難さのために,その観測が遅れている.われわれはこの中間エネルギー領域のガンマ線を観測するポジション・カウンタを用いた望遠鏡を開発した.地上での基礎実験により,^7_3L_1と陽子の共鳴反応による14.7MeV,17.6MeVのガンマ線を検出し,中間エネルギー領域観測のガンマ線望遠鏡の開発に成功した.
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