<事例報告>行政機構の移行期における保健婦・士の活動例からみた行政看護の特質
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概要
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近年,行政改革や地方分権などの流れや,急速する高齢少子社会への対策の必要性から,保健・福祉分野の行政サービスについても様々な変革が行われている.この変革の中にあって,自治体保健婦・士の役割の明確化を図るため,地域保健法施行による保健所等の機構改革が行われた直後における保健婦・士の実践活動例を報告する.機構改革によって,いわゆる保健婦・士業務以外の行政業務に従事する機会が増えるなどの状況下で,保健婦・士が,常に対象住民のニーズに沿って,住民の主体的な問題解決を促す活動をしていること,それらの活動が行政の組織的な活動として定着するよう尽力していることが確認できた.
- 千葉大学の論文
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