長崎県における看護士の現況
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
長崎県における看護士の実態・問題点を知り,今後の男子看護学生の看護教育方針を見出すことを目的とし,長崎県内の100床以上の病院を対象に質問紙調査を行った. その結果,看護士を採用している施設は56施設中38施設(66.2%),採用していない施設は18施設(33.8%)であった.回答が得られた看護士の勤務部署は一般病棟43.8%,精神科・手術室・ICU・透析室37.1%,その他18.0%であった.看護士のイメージは,看護士・看護管理者とも男性性項目が高かった.看護士自身が看護は専門職であり,性差に捉われない看護の役割を考えていく必要がある.看護士の一般病棟進出に関して,看護士の大多数が賛成であった.また,看護管理者においても看護士の一般病棟配属理由として男性の特性に期待しながらも,「意欲的に仕事に取り組む」,「責任感がある」等の肯定的意見が多かった.しかし,看護士,看護管理者とも「積極性に富む」の項目が他の項目よりも低く,看護士自身のさらなる努力が必要であると考える.Situation of male nurses in Nagasaki Prefecture was in vestivated to find out a nursing education policy for men nursing students from now on. In Nagasaki Prefecture are among 38 (66%) out of 56 with more than 100beds at least one male nurses was working are employing male nurses, and 18 plants (33.8%) are not employing male nurses. Getting replies from male nurses, stations where they work are Public ward 43.8% Department of psychiatry・Operation room・Intensive care unit・Dialysis room 37.1% and the others 18.0%. There is a strong image of masculine gender in both, male nurses and directors of nursing service department. However, nursing has to be professionalized by them selves, and think of the role nursing that not influenced by sexism. Most of male nurses were agreed about going into public ward, and there were many affirmative comments for directors of nursing service department, such as 'eager to thcir jobs', 'have a sence of responsibility', even though they are expecting male characteristics, which is a reason of assigning male nurses to the public ward. However the item of 'active' is lower than the others, for both male nurses and directors of nursing service department, male nurses should think of them selves for hard work.
- 長崎大学の論文
著者
関連論文
- 成人看護学実習におけるヒヤリ・ハット体験に関する実態調査
- 成人看護学における技術教育についての検討 : 成人看護学実習における看護基本技術の経験状況から
- 気道狭窄に対するTチューブとExpanding Metallic Stent併用の長期挿入症例 -気管内Tチューブの自己管理指導で成功した1症例-
- 広範囲気道狭窄に対する術後ステント療法の現状と看護要点
- 術前・術後の看護計画に及ぼす術前背景因子 -80歳以上肺癌手術症例から-
- 長崎県における看護士の現況
- 看護学生における風疹, 麻疹, 水痘, ムンプス感染防止対策 : 抗体価測定とワクチン接種
- 第1回長崎大学医学部保健学科学術研究会抄録集 2 特定機能病院におけるMSWと看護職の連携に関する意識調査
- 動脈硬化危険因子および合併症と脈波伝播速度に関する研究
- 女子学生の体型と体型認識に関する研究
- 大学病院職員におけるツベルクリン反応検査の解析
- 超後期高齢者肺癌の周術期看護
- 慢性呼吸不全患者の生活状況調査
- 内科病棟におけるMRSAを中心とした空中浮遊菌調査
- 新病棟への移転に伴う細菌学的環境調査 : 特に MRSA の拡散状況について
- 内科病棟における MRSA を中心とした細菌学的環境調査と室内消毒法の検討
- 慢性肺気腫患者の栄養状態と呼吸機能、ADLの関連
- 慢性肺気腫患者の栄養状態と呼吸機能、ADLに関する研究
- 慢性肺気腫患者の呼吸筋力、下肢筋力、栄養状態に関する研究
- 青年期男子の体型と体型認識
- 青年期学生の体型認識に関する研究
- 在宅酸素療法患者のADL評価とSpO2モニタリングによる生活活動調査
- 2 地域における健康づくりのシステム化 : 長崎県健康づくり研究会の取り組みから(II 健康教育)
- MRSA感染患者の看護における手指の汚染状況 : ケア別比較
- 臨床実習における看護過程指導への看護ケア評価の導入とその効果
- 女子高校生における水中体重秤量法による身体組成, 皮下脂肪厚およびBMIとそれらの関係
- 成人女性における血清脂質と体脂肪率およびウエストヒップ比との関係
- 日本人成人男子の皮下脂肪厚3部位和 (上腕部, 肩甲骨下部, および腹部) と年齢からの身体密度の推定式の検討
- 4章 運動と体重および身体組成の変化(I部 地域のウエルネス運動)
- 看護学生における二段階ツベルクリン反応の検討
- 成人男性における身長と体重から計算した各種肥満度の妥当性 : 水中体重秤量法を外的基準として
- 成人女性における身長と体重から計算した各種肥満度の妥当性 : 水中体重秤量法を外的基準として
- 日本人成人女子の皮下脂肪厚3部位和 (上腕部, 肩甲骨下部及び腹部) と年齢からの身体密度の推定式の検討
- 成人男女健常者における体脂肪率(%Fat)とWaist/Hip比(WHR)の関係の性差
- 患者理解に基づく失語症患者へのアプローチ
- 高齢脳血管障害患者の排尿の自立に対する援助
- 女子学生のボディ・イメージとBMIとの関係
- 日韓の2大学病院における環境および臨床検体からのMRSA分離状況
- 日韓の2大学病院における看護婦の院内感染防止対策実践状況
- MRSA保菌者への感染防止対策に関するアンケート調査
- 看護婦の院内感染防止対策実践に関する研究
- 乳房切断術患者の術後遠隔期におけるQOLに関する研究
- 3 離島における高脂血症教室の実践 : 伊王島町での取り組み(II 健康教育)
- MRSA保菌患者のケアによる予防衣の汚染と消毒効果の検討
- 看護基礎教育における心肺蘇生法の習得状況-一次救命処置を中心として
- 人工内耳装用者の生活実態調査
- 女子学生の身体意識
- 回復期リハビリテーション病棟における看護チームと多職種間との連携 -脳出血後の鬱症状を呈する患者への関わりを通して-
- 入学時の体験学習における学びの分析 : 医学科との合同学習によるチーム医療の学び
- 5 辺地における病院での取り組み(V 地域医療における社会資源 : 保健・医療・福祉の連携)
- 大学病院におけるネブライザーと酸素用加湿器の細菌汚染に関する研究
- 女子学生の体型と身体満足度
- 大学病院と市中病院の内科病棟におけるMRSAの環境調査
- 急性期状況にある患者における転倒・転落予防への取り組み
- 看護学生における二段階ツベルクリン反応検査の検討
- 過去10年間におけるHBs抗原・抗体保有状況 -長崎大学医療技術短期大学部の健康診断から-
- 看護学生の風疹,麻疹,水痘,ムンプスに対する抗体保有状況調査