<原著>胃癌におけるα-fetoprotein高値症例の検討
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概要
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Eleven cases of gastric cancer producing high serum levels of α-fetoprotein (AFP) were clinically evaluated in the First Department of Surgery, Kinki University Hospital, from 1981 to 1984. Four percent of the patients with gastric cancer showed high serum AFP levels. Four cases had early gastric cancer associated with liver cirrhosis. Their serum AFP levels were relatively low compared with the other seven advanced gastric cancer patients. The cause of the high serum AFP level in the cases of early gastric cancer was thought to evidence their cirrhotic livers. While in the seven cases of advanced gastric cancer with high serum AFP, AFP was thought to be partly secreted by the gastric cancer cells themselves, because a marked reduction of the serum AFP was demonstrated after resection of the gastric cancer. Moreover the peroxidase anti-peroxidase (PAP) technique revealed that AFP was present in the cytoplasm of gastric cancer cells. The prognosis of patients with gastric cancer showing high serum AFP is short, because of the death due to hepatic metastasis. These results suggests that gastric cancer with AFP secretion shows an aggressive growth and easily metastasized to the liver.
- 近畿大学の論文
- 1985-12-25
著者
-
田中 晃
近畿大学医学部堺病院外科
-
奥野 清隆
近畿大学医学部外科
-
安富 正幸
近畿大学医学部第1外科学教室
-
松田 泰次
近畿大学医学部第一外科学教室
-
相良 憲幸
近畿大学第1外科
-
安富 正幸
近畿大学医学部
-
相良 憲幸
近畿大学医学部第1外科学教室
-
浜田 宏
近畿大学第1外科
-
高木 宏己
近畿大学医学部第1外科学教室
-
中村 哲彦
近畿大学医学部第1外科学教室
-
岩佐 善二
近畿大学医学部第1外科学教室
-
浜田 宏
近畿大学医学部第1外科
-
中村 哲彦
近畿大学第1外科
-
松田 泰次
近畿大学
-
高木 宏己
東大阪病院外科
-
中村 哲彦
近畿大学医学部第1外科
-
岩佐 善二
近畿大学医学部第1外科
-
松田 泰治
近畿大学医学部第一外科学教室
-
浜田 宏
近畿大学医学部第1外科学教室
-
相良 憲幸
近畿大学医学部第1外科
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