「京の着だおれ」考(B. 生活科学)
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概要
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「京の着だおれ」は,京都人の気質を表わすものとしてよく使われる世諺である。しかし,この言葉の意味するところの「京都の人は着物道楽で,身代をだめにしてしまう傾向がある」というのが,そのまゝ京都人の気質かというと,そうは認められない。前半部については肯定されるが,後半部についてはむしろ否定的な見方がされる。では,この世諺は単に比喩的なものなのか,あるいはそれなりに歴史的背景を持つものなのか,こうした点を中心に考えてみる。
- 京都府立大学の論文
- 1993-11-30
著者
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