強装束について(B. 生活科学)
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概要
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強装束は院政期を背景に成立する束帯や直衣などの着装形態である。その嵩高く強ばった様式から武家時代到来との関連で解釈されることが多い。しかし, この装束の担い手たる公家側の事情がこの様式成立には大きくかかわっていると考える。当然, この期の公家文化とのかかわりも深い。強装束の出現の状況, 成立の経緯, その服飾美によせる人々の思いをたどり, この服飾様式の内包するものを理解したい。
- 京都府立大学の論文
- 1985-11-15
著者
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