奈良市の廃水別放流出口の付着藻類(第 3 報)(A. 理学)
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概要
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本調査も今年で三年目を迎えた。年間を通して3∿5回の採集を行なったが, 珪藻の種類数, 出現頻度, 優占種など少しずつではあるが変動を来している。そこで3年間の資料を比較しながら4系統の廃水について検討したいと考える。今年(60年)の珪藻の種類数は変種を含めて90種で, 58年は88種, 59年は115種で昨年に比して減少している。4系統の廃水のうちB系統(調整池)の清美事業が行なっている処理水の出口において, 付着物の色が赤褐色を呈し, これは多分鉄分が多いのではないかと言われているが, その状況を図版1の写真に示した。
- 1985-11-15
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