<研究報告>炭素性煙霧体に関するコロイド化学的研究 : 線香の煙
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概要
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燃焼・凝集法によって得られる線香の煙を攪攪拌下に放置,経過時間による粒子直径および個数濃度の推移を実験的に追究したところ,30分の間に粒子直径は1.0から2.3μに成長し,個数濃度は3.1×10^5から2.3×10^5個/cm^3に低下することが観察された.その他,粒子の沈降速度や煙の重量濃度などを測定し,これらの結果から線香の煙粒子の密度が0.3g/cm^3程度であることを推定し,また粒子のブラウン運動による凝結定数を算出して理論値と比較した.
- 愛知工業大学の論文
- 1975-03-30
著者
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