預かり保育に関する研究 (3) : 通常保育と預かり保育中の子どもの発話
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概要
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より望ましい預かり保育の形態を探るに当たり、子どもの発話を分析した。その発話は、T-シャツにICレコーダーとマイクをとりつけて記録した。このようなT-シャツを着て、3歳児1名と5歳児1名が幼稚園で通常保育と預かり保育を受けた。彼らの通常保育中と預かり保育中の発話を分析して、以下の結果を得た。すなわち、彼らは、通常保育中よりも預かり保育中の方が、先生や他の子どもと多くのやりとりをし、発話音節数も多いという結果を得た。これらの結果は、子どもの発話が、よりよい保育の尺度になる可能性を示唆し、保育に工学や技術を応用することに関連づけて議論された。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2003-01-31
著者
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