末梢小型肺病変に対する胸腔穿刺を行わない経皮的CTガイド下マーキング

元データ 2011-09-15 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会

概要

末梢小型肺病変の経皮的CTガイド下マーキングは,時折臓側胸膜穿刺に伴う重篤な合併症を認める.今回,臓側胸膜穿刺を行わないマーキング法を開発した.対象期間は2009年7月から2011年1月まで.内訳は男性7例・女性3例で,平均年齢64歳(53〜74歳),右9例(内1例は同一葉内に2病変),左2例の計10症例11病変.CTガイド下マーキング時,経皮的に血管内留置カテーテルを病変部直近の壁側胸膜直上に進め,外筒を留置した.次に分離肺換気で鏡視下手術を行い,先述の外筒より胸腔内に中心静脈カテーテルを挿入し,先端に小綿球を装着後,胸壁に牽引・固定した.両肺換気後,カテーテルに色素を注入,小綿球を染色し,肺表面にマーキング後肺部分切除を行った.肺部分切除の平均時間56分(36〜76分),明らかな合併症はなかった.本法は臓側胸膜穿刺に伴う合併症を回避でき,鏡視下手術時の末梢小型肺病変の局在診断が安全に行える.

著者

増田 大介 石切生喜病院呼吸器センター
秋月 克彦 石切生喜病院呼吸器センター
藤井 祥貴 石切生喜病院外科
増田 大介 東海大学呼吸器外科
岩 正之 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
岩崎 正之 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
岩崎 正之 静岡市立清水病院 呼吸器外科
西田 達 石切正喜病院呼吸器センター
西田 達 石切生喜病院 呼吸器センター
丁 奎光 石切生喜病院呼吸器センター
岩崎 正之 東海大学医学部 外科学系呼吸器外科学
増田 大介 石切生喜病院 呼吸器センター
丁 奎光 石切生喜病院 呼吸器センター
藤井 祥貴 石切生喜病院 呼吸器センター
秋月 克彦 石切生喜病院 呼吸器センター
岩崎 正之 東海大学医学部外科学系呼吸器外科
岩崎 正之 東海大学

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