ブルーベリー果実の継続的摂取と自発運動によるラットの動脈硬化リスク軽減効果
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概要
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日常的なブルーベリー摂取と自発運動が動脈硬化症の危険因子に及ぽす影響について,ラットを用いた試験により検討した。普通配合飼料に加えて毎日ブルーベリーを投与した群は,11週間後の血築中HDL-コレステロール濃度が対照群より高かった。高脂肪飼料の場合はブルーベリー投与による血援脂質改善効果は認められなかったものの,動脈壁エラスチンへのカルシウムの沈着が少なかった。 一方,自発運動群は血漿コレステロールとトリグリセライド濃度が対照群より低く,エラスチンカルシウム含量も低かった。ブルーベリー摂取と自発運動はともに動脈硬化リスクの低減に有効と推定されたが,リスクの各要因に対する効果の程度はそれぞれ異なった。
- 2005-10-10
著者
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