有害化学物質の生物濃縮試験にマダイを実験動物として用いるための小型水槽での標準飼育法
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概要
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In order to establish standard rearing method of Red Seabream (Pargus major) for testing bioconcentration of hazardous pollutants, optimal population density, water temperature and amount of food were investigated. Necessary parameters investigated were dissolved oxygen, ammonia and pH in rearing seawater, lipid and protein contents in experimental fish, their growth ratio and their conditioning factor. The most critical parameters were dissolved oxygen and lipid content. The optimal conditions obtained using a 60l aquarium with a running water system were less than 0.59g·l-1·d-1 for population density, 20-25°C for water temperature, 4% of body weight given per day for the amount of food and 6 times a week for the frequency of feeding.
- 社団法人 日本水環境学会の論文
- 1997-10-10
著者
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高柳 和史
水産庁養殖研究所
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山田 久
水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
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黒島 良介
水産庁中央水産研究所環境保全部
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山田 久
水産庁中央水産研究所環境保全部
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山田 久
水産庁中央水産研究所 環境保全部
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高柳 和史
養殖研
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