バイオレメディエーション用栄養剤 Inipol EAP22 の海産生物 4 種に対する急性毒性
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概要
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流出原油のバイオレメディエーションに用いられる栄養剤Inipol EAP22の毒性を4種の海産生物について調べた。本薬剤に96時間暴露したときの(LC)_<50>は, ヒラメ仔魚12日齢で31.8ppm, 20日齢で25.4ppm, 30日齢で182ppm, シロギス稚魚で224ppm, 海産橈脚類Tigriopus japonicusで53.6ppm, アコヤガイで638ppmであり, 仔魚の感受性が高いことが示された。
- 2001-03-15
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