LDL cholesterol と HCV core region はC型慢性肝炎に対する Peginterferon/Ribavirin 併用療法の重要な治療前効果予測因子である
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概要
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We evaluated 130 consecutive Japanese adults of HCV genotype 1b who received treatment with peginterferon (PEG-IFN) plus ribavirin (RBV) for 48 weeks, to investigate the pretreatment predictive factors of early virologic response (EVR) and sustained virological response (SVR). 75% of patients could achieve EVR, and 45% were SVR. Multivariate analysis identified low density lipoprotein cholesterol (LDL-C) (≥86mg/dl) and amino acid (aa) substitutions in HCV core region (Double wild type; arginine at aa 70 and leucine at aa 91) as independent and significant determinants of EVR. Furthermore, multivariate analysis identified LDL-C (≥86mg/dl), aa substitutions in core region (Double wild type), gender (male), ICG R15 (<10%), AST (<60IU/l) as determinants of SVR. In conclusion, LDL-C and aa substitutions in core region are important pretreatment predictors of response to treatment with PEG-IFN plus RBV in Japanese patients infected with genotype 1b.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
- 2006-09-25
著者
-
八辻 寛美
虎の門病院肝臓センター
-
熊田 博光
虎の門病院肝臓センター
-
池田 健次
虎の門病院肝臓科
-
荒瀬 康司
虎の門病院消化器科(肝臓センター)
-
鈴木 義之
虎の門病院肝臓センター
-
芥田 憲夫
虎の門病院分院肝臓科
-
荒瀬 康司
国立国際医療研究センター国府台病院
-
芥田 憲夫
虎の門病院肝臓センター
-
芥田 憲夫
虎の門病院 消化器科
-
鈴木 文孝
虎の門病院肝臓センター
-
熊田 博光
虎ノ門病院消化器科
-
小林 正宏
虎の門病院肝臓センター
-
熊田 博光
国立国際医療研究センター国府台病院
-
小林 万利子
虎の門病院肝臓研究室
-
瀬崎 ひとみ
虎の門病院肝臓センター
-
保坂 哲也
虎の門病院肝臓センター
-
川村 祐介
虎の門病院肝臓センター
-
熊田 博光
虎の門病院(共済) 消化器科
-
熊田 博光
虎の門病院消化器科
-
熊田 博光
虎の門病院消化器内科
-
池田 健次
虎の門病院肝臓センター
-
池田 健次
虎の門病院(共済) 消化器科
-
荒瀬 康司
虎の門病院肝臓センター
-
荒瀬 康司
虎の門病院 健康管理センター
-
保坂 哲也
虎の門病院(共済) 消化器科
-
熊田 博光
虎の門病院(共済)
-
小林 正宏
虎の門病院呼吸器外科
-
小林 正宏
虎の門病院消化器科
-
熊田 博光
虎の門病院 肝臓センター
-
鈴木 義之
虎の門病院
-
保坂 哲也
虎の門病院肝臓内科
-
鈴木 文孝
虎の門病院肝臓内科
-
鈴木 文孝
虎の門病院 消化器科
-
池田 健次
虎の門病院肝臓内科
-
川村 祐介
虎の門病院肝臓内科
-
鈴木 義之
虎の門病院肝臓内科
-
芥田 憲夫
虎の門病院肝臓内科
-
瀬崎 ひとみ
虎の門病院肝臓内科
-
小林 万利子
虎の門病院肝臓内科
-
熊田 博光
虎の門病院 肝臓セ
-
鈴木 文孝
虎の門病院 肝臓センター
-
熊田 博光
虎の門病院
-
小林 万利子
虎の門病院消化器科
-
瀬崎 ひとみ
虎の門病院消化器科
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