シクロスポリンの長期投与が奏効し, 肝線維化の著明改善が得られた自己免疫性肝炎の1例
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概要
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症例は61歳，女性．前医にて自己免疫性肝炎と診断され，プレドニゾロン，ウルソデオキシコール酸併用療法を施行されていたが，プレドニゾロンの漸減に伴い，肝障害の増悪を繰り返し，当科紹介となった．プレドニゾロン，ウルソデオキシコール酸に加えてシクロスポリンの投与を開始したところ，速やかに肝障害は改善した．また肝線維化は当初肝硬変に相当するものであったが，シクロスポリン開始3年半後の生検所見において線維化の改善が認められ，さらに開始約6年半後における線維化はF2相当にまで改善した．経過中一過性に肝障害の増悪を認めたものの，シクロスポリン開始7年半後の現在，特記すべき合併症なく，肝機能正常にて経過している．
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
- 2006-05-25
著者
-
高田 弘一
札幌医科大学第4内科
-
河野 豊
札幌医科大学第4内科
-
宮西 浩嗣
札幌医科大学第4内科
-
石渡 裕俊
札幌医科大学第4内科
-
佐藤 康史
札幌医科大学第4内科
-
加藤 淳二
札幌医科大学第4内科
-
加藤 淳二
札幌医科大学 第四内科
-
加藤 淳二
五輪橋内科病院 消化器科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学第4内科
-
宮西 浩嗣
札幌医科大学 外科学第一講座
-
高田 弘一
北海道消化器科病院内科
-
高田 弘一
札幌医科大学医学部内科学第四講座
-
佐藤 康史
札幌医科大学 第四内科
-
佐藤 康史
東札幌病院 内科
-
高梨 訓博
札幌医科大学第4内科
-
高山 哲治
札幌医科大学第4内科
-
高橋 稔
羅臼町国民健康保険病院
-
古川 孝広
札幌医科大学医学部第4内科
-
潘 紀良
国立函館病院消化器科
-
佐藤 康弘
国立病院機構北海道がんセンター 消化器科
-
石渡 裕俊
札幌医科大学第四内科
-
石渡 裕俊
札幌医科大学医学部第4内科
-
高橋 稔
札幌医科大学 第4内科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学 第4内科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学 外科学第一講座
-
新津 洋司郎
札幌医科大学医学部内科学第4講座
-
高山 哲治
札幌医科大学 第4内科
-
高山 哲治
旭川赤十字病院 消化器内科
-
高山 哲治
東札幌病院 内科
-
高山 哲治
札幌医科大学 放射線科
-
高梨 訓博
日鋼記念病院
-
高梨 訓博
札幌医科大学 第四内科
-
古川 孝広
札幌医科大学 医学部・第四内科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学 第四内科学教室
-
佐藤 康裕
札幌医科大学 第四内科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学
-
高田 弘一
札幌医科大学 医学部・第四内科
-
高山 哲治
五輪橋内科病院 消化器科
-
新津 洋司郎
東札幌病院 内科
-
高梨 訓博
札幌医大 医 第4内科
-
高山 哲治
札幌医科大学 第四内科
-
新津 洋司郎
札幌医科大学内科学第四講座
-
高山 哲治
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部消化器内科学
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