選好依存文法(PDG)における文解析能力の評価方式について(自然言語)
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概要
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選好依存文法(PDG)は, 自然言語の形態素, 構文, 意味にわたる複数の圧縮共有データ構造を有し, 各レベルの選好知識を活用して文解析を統合的に行う枠組みである.従来の文解析性能評価法は, 構文木に基づく方式が主であり, 依存構造を最終出力とするPDGへの直接的適用は困難である.また, PDGでは, 最終出力結果に対する評価だけでなく, システムの選好能力の評価も重要であると考える.本稿では, PDGの出力結果である依存構造をベースに総合解析精度, 正解候補生成能力, 曖昧性解消能力を測定する各種指標を提案し, 実際の解析実験により提案指標の振舞いを分析する.
- 2005-11-15
著者
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