ヘッドホンの周波数特性に対する音響負荷条件の影響について(音響信号処理/一般)
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概要
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現在ヘッドホンには多種多様な形式のものがあるが, その基本的な設計思想や評価法が確立されていない.ひとつの提案として, IEC 60318規定の人工耳, IEC 60959記載のHATS(Head And Torso Simulator)を用いた周波数特性の測定があるが, 人の耳での特性との関係が不明であり依然として多くの問題が挙げられる.本研究は, 人の耳, 人工耳, HATSを用いた測定によりヘッドホンの特性を検討するところから開始された.ヘッドホンをHATSに装着し, 押圧力を変化させて周波数特性の変化を調べ, さらに, 人工耳に種々のアダプタを装着し, 変化要因を解析した結果, 音響的漏洩の変化を主要な特性変化の要因と判定した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-13
著者
-
大賀 壽郎
芝浦工業大学工学部
-
大平 郁夫
アシダ音響株式会社
-
大賀 壽郎
芝浦工業大学
-
大賀 寿郎
芝浦工業大学工学部通信工学科
-
大平 郁夫
アシダ音響(株)
-
高橋 千賀
芝浦工業大学工学部
-
大平 郁夫
アシダ音響
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