交流電場を利用した微小重力環境下での気液系液柱の安定化と界面変形挙動の観察

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概要

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無重力環境下における円筒形状の液柱（液体橋）は，直径のπ倍の長さが安定限界であり，それ以上の長さで界面形状を保持できずに破断する．安定限界の延長のために，本報では交流電場を利用した液柱実験装置を作製し，（株）地下無重力実験センター（JAMIC）の落下塔を用いた微小重力実験を行った．その結果，電場の利用によってπ倍を超える長さの気液系液柱を短時間微小重力環境下で形成できることを確認した．また，電場消失によって不安定状態に遷移した液柱界面が上下非対称に変形・破断する挙動を観察した．
2002-09-20

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