Burr hole型超音波プローベを用いたreal-time ultrasound-guided endoscopic surgery
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Endoscopic surgery plays a significant role in the treatment of intracerebral hemorrhage. However, the amount of residual hematoma cannot be measured intraoperatively from the endoscopic view, and it is difficult to know the precise location of the endoscope within the hematoma cavity. Therefore, we attempted to develop real-time ultrasound-guided endoscopic surgery using a burr hole type probe. From May 2011 to February 2013, 12 patients with hypertensive intracerebral hemorrhage underwent endoscopic removal of hematomas. Six patients had putaminal hemorrhage, and six patients had thalamic hemorrhage with intraventricular perforation. Real-time ultrasound-guidance was performed with a burr hole type probe, through a burr hole made in the temporal region, to observe the endoscopic operation from another burr hole in the frontal region. Endoscopic sheath insertion was also guided. During removal of the hematoma, the operator navigated adequately based upon the information of the location of the residual hematoma. Finally, the remaining cavity was irrigated by artificial cerebrospinal fluid and was observed as a low echoic space, which enabled obvious detection of the hematoma.This method allowed both real-time navigation of the endoscope and real-time viewing of the residual hematoma, which thus minimized the brain damage due to the surgery. While the second burr hole for real-time guidance increased the number of wounds during surgery, it might decrease brain injury.
- 一般社団法人 日本脳卒中の外科学会の論文
著者
-
鈴木 倫保
山口大学医学部
-
野村 貞宏
山口大学医学部 脳神経外科
-
貞廣 浩和
山口大学医学部脳神経外科
-
山根 亜希子
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
-
五島 久陽
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
-
杉本 至健
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
-
稲村 彰紀
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
-
藤山 雄一
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
関連論文
- PICA communicating arteryに発生した多発性脳動脈瘤(Editorial Comment)
- てんかん外科のための発作症候学(器質性病変を持つてんかんの外科治療)
- パーキンソン病に対する視床下核刺激後の脳血流変化についての検討
- パーキンソン病に対する視床下核刺激療法の効果に関する再評価
- 1.有痛性眼筋麻痺にて発症し典型的3主徴の存在しない内頚動脈海綿静脈洞瘻の61歳女性例(セッション1,一般演題,第23回山口県脳血管障害研究会)
- 超急性期入院虚血性脳血管障害の通常治療による3カ月目の転帰 : 脳卒中急性期患者データベースによる前向き検討
- 中大脳動脈本幹(M1)動脈瘤の特徴と外科的治療の注意点
- 脳腫瘍に合併した水頭症に対する第三脳室底開窓術の役割と術後水頭症悪化・再発の病態
- 脳神経外科医8,000人時代 : 6年後の検証
- 1年2カ月の短期間に生じたde novo aneurysmの1例
- NO.6 樹状細胞を用いた脳腫瘍ワクチン療法のためのhyaluronan-mediated motility receptor(RHAMM)mRNA導入用カセットの開発とその抗腫瘍効果の検討(一般演題)(第103回山口大学医学会学術講演会)
- 中枢性疼痛に対する運動野刺激療法 : 手技の変遷および最近の工夫
- 虚血発症未破裂脳動脈瘤 : その治療戦略
- 5.くも膜下出血症例における髄液中HMGB1測定(セッション2,一般演題,第23回山口県脳血管障害研究会)
- P1-11 埋め込み型大脳局所冷却装置によるてんかん発作抑制の最適冷却温度について(外科治療,一般演題(ポスター),第42回日本てんかん学会)
- O1-24 多発性病変に対するてんかん手術戦略(外科治療2,一般演題(口演),第42回日本てんかん学会)
- 脳動脈瘤手術におけるD-waveを用いた運動誘発電位(MEP)モニタリングの有用性
- GPi-DBSが有効であった分節性ジストニアの3症例
- 1. てんかんの症候学(ES1-1 器質性病変を持つてんかんに対する外科的治療〜てんかん外科を始めるために必要な知識〜,イブニング教育セミナー,脳神経外科の夢と志,第28回日本脳神経外科コングレス総会)
- 熱電素子を用いた大脳皮質局所冷却装置の冷却性能解析(熱工学,内燃機関,動力など)
- 難治性小児てんかんに対する外科治療の有用性(第1回日本てんかん学会中国・四国地方会)
- 選択的脊髄後根切除術における陰部神経誘発電位の有用性
- 定位脳手術における"BenGun"法を用いた microrecording の有用性
- O1-44 海馬冷却によるてんかん放電抑制についての実験的検討(実験てんかん2,一般演題(口演),第40回 日本てんかん学会)
- O1-32 難治性小児てんかんに対する外科治療戦略(外科治療5,一般演題(口演),第40回 日本てんかん学会)
- 大脳皮質局所冷却装置用てんかん発作検知手法(機械力学,計測,自動制御)
- もやもや病に対する外科的治療の改善点(もやもや病に対する外科治療)
- TCDによる頸動脈ステント留置術後の脳血流の評価
- 長期シャント留置に伴う脊柱管狭窄とその予防のための水頭症コントロール
- P2-05 ラット皮質に限局した梗塞による超急性期のてんかん波出現(実験てんかん4,一般演題(ポスター),てんかん制圧:新たなステージに向けて,第41回日本てんかん学会)
- 脊髄脂肪腫の自然歴と手術適応に関する前方視的多施設共同調査 : Japan COE-SB Top 7 Study の調査開始報告
- 慢性硬膜下血腫の被膜内観察に神経内視鏡が有用であった1例
- 脊髄脂肪腫の自然歴と治療方針に関する後方および前方視的多施設共同調査の結果およびその診断・治療における神経内視鏡の有用性
- トルコ鞍上部脳腫瘍における神経眼科的所見
- C-7 脳内血管腫を原因とする症候性てんかんの治療
- Split cord malformation の1例
- RF加温後のラット正常脳における局所グルコース代謝の変化
- 3歳以降に有症化した脊髄脂肪腫の特徴 : 脊髄脂肪腫の自然歴と治療に関する前方視的多施設共同調査より
- 2.頭頚部主幹動脈PTA/ステント留置術の治療成績(セッション1,一般演題,第24回山口県脳血管障害研究会)
- 非出血発症の解離性動脈瘤における臨床症状,画像の長期観察による検討
- 晩期発症型脊髄脂肪腫の特徴 : 脊髄脂肪腫の自然歴と治療に関する前方視的多施設共同調査より
- 脊髄脂肪腫の自然歴と治療方針に関する前方視的多施設共同調査 : 2006-2007年度登録症例の経過報告
- プロテインC欠乏症に伴う硬膜静脈洞血栓症の1例
- 重症くも膜下出血の治療 : 適応決定の問題点(SAH重症例)
- 特集にあたって(臨床において対応に苦慮する事例)
- 特集にあたって(脳神経外科医療と社会環境)
- 小児再発神経膠腫および髄芽腫に対するサイバーナイフ療法
- 局所大脳冷却によるてんかん放電抑制についての実験的検討(一般演題(口演)No.10)(第101回山口大学医学会学術講演会)
- 308 ラット生体脳における2色光線力学的診断法を用いた脳腫瘍検出法(OS3-2,オーガナイズドセッション3:臨床系のバイオメカニクス,学術講演)
- 4.破裂脳動脈瘤クリッピング術における運動誘発電位モニタリングの有用性(セッション2,一般演題,第23回山口県脳血管障害研究会)
- 動脈瘤内塞栓術を施行した末梢性多発前下小脳動脈瘤の1例
- 2色レーザー誘起蛍光法を用いた脳外科手術支援グリオーマ計測法
- 113 自然てんかん発症ラットを対象としたてんかん発作症状抑制システムの検討(バイオエンジニアリングII)
- 109 てんかん性異常脳波抑制用実時間計測システムの構築(バイオエンジニアリングI)
- 中枢性疼痛および企図振戦に対し運動野および大脳深部併用刺激療法が有用であった1例
- 末梢神経縮小術における神経縮小率の指標
- 9P-A-3 特別推進研究『ソフトコンピューティング技術による「てんかん」原性域の特定と低侵襲治療法の確立』(H20年度〜H23年度) : 中間報告(デモセッション,A会場 一般講演)
- 定位脳手術における細胞外電位記録のための微小電極把持および微動装置の考案
- ソフトコンピューティング技術による『てんかん』原性域の特定と低侵襲治療法の確立(一般講演A,脳計測)
- 抗トロンビン剤(アルガトロバン)のラットの損傷脳に与える影響 : 血管における接着分子(intercellular adhesion molecule(ICAM)-1)の発現とMac-1陽性細胞の浸潤
- Epileptic spasmを主症状とする難治性小児てんかんに対する脳梁離断術の効果
- 未破裂脳動脈瘤根治術の問題点とtailor-made medicine(今日の医学)
- 2.術後に後天性血友病が明らかになった脳出血の一例(セッション1,一般演題,第23回山口県脳血管障害研究会)
- センサ機能を有する血栓溶解用マイクロ撹拌器の開発に関する基礎研究(機械力学,計測,自動制御)
- 2.神経幹細胞の分子生物学と再生医学への応用(第27回山口県Neuroscience研究会)
- 被殻出血に対する内視鏡下血腫吸引術
- 神経外傷は誰が担っているのか? : 日本の神経外傷治療の実状
- 二分脊椎の分類と臨床上の諸問題-COE-Spina Bifida Top 7 Japan の先方視的データからの解析- : PartI : EPSAC分類と Type 分類を用いた脊髄脂肪腫発生頻度と臨床上の特殊性の検討
- TCDモニタリングを参考に治療を行った頸部内頸動脈解離の2症例
- 頸部内頚動脈内膜剥離術中にTCDモニタリングにて一過性閉塞をとらえられなかった内頚動脈狭窄症の1例
- 鎖骨下動脈盗血症候群に対するPTA/stentの効果 : SPECTによる脳血流評価
- 3. 頭部外傷に対する低体温療法の適応と限界(PS1-2 頭部外傷update,プレナリーセッション,脳神経外科医のProfessional SpiritとResearch Mind,第31回日本脳神経外科コングレス総会)
- 頭部外傷に対する低体温療法の適応と限界(頭部外傷update)
- 特集にあたって(頭部外傷update)
- 脳性麻痺後二次性全身性ジストニアに対するGPi-DBSの有効性に関する検討
- ラットの脳性麻痺・痙縮モデルの作成と髄腔内バクロフェン療法の効果測定
- 痙縮型脳性麻痺に対する脛骨神経縮小術
- 脳神経外科医から見た頚部血管エコー検査
- 動脈血中分配係数と Well 計測装置のクロスキャリブレーションによる入力関数推定の有効性 : 非侵襲的IMP脳血流測定法(QSPECT-DTARG法, ARG法)への応用
- Development of shunt guide for treatment of hydrocephalus
- 脳性麻痺後の痙縮に対する脛骨神経縮小術
- 二次救急病院における頭部外傷治療の現状
- Normal brain に対する低体温からの復温時による微少脳循環への影響
- 眼窩吹き抜け骨折 (Blow-out fracture) に対する手術
- 定位脳手術における細胞外電位記録のための微動装置の考案
- Iomazenil SPECT と脳実質微小透析法を用いた急性硬膜下血腫における病態評価
- Fundamenal Study on Development of Piezo-actuated Micro-Stirrer for Dissolution of Blood Clot.
- 重症頭部外傷後の頭蓋内圧制御と転帰に及ぼす脳低温療法の効果
- J023031 血栓溶解用マイクロ撹祥器の動作解析と制御に関する研究([J02303]医療福祉のメカトロニクス)
- J022022 重み付き残差法を用いた蛍光源実時間同定における試行関数の検討([J02202]診療技術と臨床バイオメカニクス(2))
- 当院における重症頭部外傷患者に対するマルチモニタリング
- 埋め込み型皮質脳波・NIRS複合脳活動計測フレキシブルプローブの設計と試作(機械学習によるバイオデータマインニング,一般)
- 二分脊椎の臨床ガイドライン COE-Spinal-Lipoma Top 7 Japan ガイドライン2011 : Oxford エビデンスレベル : Level 2b (Grade II)
- 胎児水頭症・先天性水頭症ガイドライン COE-Fetal & Congenital Hydrocephalus Top 10 Japan ガイドライン2011 : Oxford エビデンスレベル : Level 2b (Grade II)
- J022051 局所冷却による脳波の帯域抑制効果に関する基礎的研究([J02205]診療技術と臨床バイオメカニクス(5))
- Burr hole型超音波プローベを用いたreal-time ultrasound-guided endoscopic surgery
- 光トポグラフィー装置を用いた無侵襲言語優位半球の同定法について : Wada test との比較