非出血発症の解離性動脈瘤における臨床症状,画像の長期観察による検討
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概要
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解離性動脈瘤は椎骨動脈系に好発し, 出血で発症する場合が多いとされている. 最近では画像診断の発達に伴い非出血発症での解離性動脈瘤が診断されるようになってきたが, 非出血例では報告例も少なく, 自然経過も不明な点が多い. 非出血例では出血例と比べ病態が異なるとされているため, その長期予後を知ることが治療方針を左右させる. われわれが経験した非出血発症の解離性椎骨動脈瘤症例の臨床症状, 経過と転帰, および画像所見の長期観察について検討し, 文献的考察を加えて報告する. 対象と方法 対象は1992年から2002年まで当院に入院した解離性動脈瘤は20例で, このうち非出血性解離性動脈瘤と診断された10症例を対象とした. 解離性動脈瘤の診断は臨床症状, 画像診断から行い, 今回の検討では血管壁の解離(dissection)に伴い解離腔が動脈瘤様に拡張したもの, および解離に伴い狭窄性変化を生じたものを含めて検討した. 性別は男性7例, 女性3例で, 年齢は23歳から73歳まで(平均49.8歳)であった.
- 日本脳卒中の外科学会の論文
- 2005-05-31
著者
-
鈴木 倫保
山口大学医学部脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学附属病院 脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学附属病院 脳神経外科
-
米田 浩
山口大学附属病院 脳神経外科
-
藤澤 博亮
山口大学附属病院 脳神経外科
-
藤井 正美
山口大学医学部脳神経外科
-
野村 貞宏
山口大学医学部脳神経外科
-
藤澤 博亮
山口大学 脳神経病態
-
藤澤 博亮
山口大学医学部附属病院先進救急医療センター脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学医学部 脳神経病態学(脳神経外科)
-
梶原 浩司
山口大学医学部 脳神経病態学(脳神経外科)
-
加藤 祥一
山口大
-
米田 浩
山口大学医学部脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学医学部脳神経外科
-
杉山 修一
厚南セントヒル病院脳神経外科
-
柏木 史郎
黒川病院脳神経外科
-
梶原 浩司
山口大学医学部 脳神経外科
-
野村 貞宏
山口大学脳神経外科講座
-
鈴木 倫保
山口県済生会下関総合病院 脳神経外科
-
梶原 浩二
山口大学医学部脳神経外科
-
杉山 修一
厚南セントヒル病院 脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学大学院医学系研究科 システム統御医学系学域 脳・神経病態制御講座 脳神経外科
-
藤澤 博亮
山口大学医学部脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学大学院医学系研究科 システム統御医学系学域 脳・神経病態制御講座 脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学医学部
-
石原 秀行
山口大学医学部 脳神経外科
-
米田 浩
山口大学医学部 脳神経外科
-
野村 貞宏
山口大学医学部 脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学医学部
-
藤井 正美
山口大学医学部 脳神経外科
-
藤澤 博亮
山口大学医学部 脳神経外科
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