鎖骨下動脈盗血症候群に対するPTA/stentの効果 : SPECTによる脳血流評価
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概要
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【目的】鎖骨下動脈盗血症候群の脳循環動態の特徴を調べるために,脳循環動態をdual table ARG法を用いて評価を行った.【対象と方法】2006年からの3年間にPTA/stentを施行した鎖骨下動脈盗血症候群9例を対象とした.全例,治療前と治療後6ヵ月にdual table ARG法による脳血流定量を行った.【結果】治療前の脳血流予備能(%)は,大脳で40.8±18.4%に対し,小脳で26.9±21.8%であった.治療後,小脳の脳血流予備能は36.4±19.2%と有意な改善を認めた.【結論】^<123>I-IMP SPECT dual table ARG法により,鎖骨下動脈盗血症候群は小脳の脳血流予備能の低下として捉えられる.PTA/stentによる血行再建により,椎骨脳底動脈系の脳循環が改善し症状が改善したものと考えられる.dual table ARG法は治療適応決定の一つの指標になりうると考えられる.
- 2011-07-20
著者
-
鈴木 倫保
山口大学医学部脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学附属病院 脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学附属病院 脳神経外科
-
岡 史朗
山口大学附属病院 脳神経外科
-
白尾 敏之
山口大学附属病院 脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学附属病院 脳神経外科
-
鈴木 倫保
厚南セントヒル病院 脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学 脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学医学部 脳神経病態学(脳神経外科)
-
黒川 徹
周東総合病院
-
加藤 祥一
山口大
-
加藤 祥一
山口大学医学部脳神経外科学教室
-
白尾 敏之
山口大学医学部分子細胞生理学
-
白尾 敏之
厚南セントヒル病院 脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学医学部脳神経外科
-
大石 誉奈
山口大学医学部附属病院
-
前田 佳彦
山口大学医学部 脳神経外科
-
岡 史朗
山口大学医学部付属病院 脳神経外科
-
大石 誉奈
山口大学医学部附属病院放射線部
-
貞廣 浩和
山口大学医学部附属病院脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口県済生会下関総合病院 脳神経外科
-
東 真由
山口大学医学部 脳神経外科
-
黒川 徹
山口大学医学部・脳神経病態学講座
-
鈴木 倫保
山口大学 大学院医学系研究科高次統御系脳･神経病態学脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学大学院医学系研究科 システム統御医学系学域 脳・神経病態制御講座 脳神経外科
-
黒川 徹
黒川病院 脳神経外科
-
石原 秀行
山口大学大学院医学系研究科 システム統御医学系学域 脳・神経病態制御講座 脳神経外科
-
東 真由
山口大学医学部脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学医学部附属病院 脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学医学部
-
石原 秀行
山口大学医学部 脳神経外科
-
加藤 祥一
山口大学医学部
-
貞廣 浩和
山口大学医学部脳神経外科
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