脳神経外科医8,000人時代 : 6年後の検証
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概要
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1999年になされた提言に対する6年後の現状を検証すべくアンケート調査を行った.Subspecialty確立は大規模施設を中心に進んでいるがいまだ十分ではなく, 人材不足, 教育カリキュラム整備の遅れが指摘された.手術症例は大規模施設で増加し, 小規模施設の経営悪化などの現状も確認された.現時点で脳神経外科医の満足度は6年前と不変で, 手術症例不足の不満は施設別にみてもまだ第1位であった.今回は報酬に対する不満も目立った.今回の検討から, 教育カリキュラム整備を通じたさらなるsubspecialtyの充実, 脳神経外科医の数・分布の算定など, われわれ脳神経外科医が主体的に行動し, 社会に受け入れられる脳神経外科の姿を構築することが, 取り組むべき課題として考えられた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2005-11-20
著者
-
鈴木 倫保
山口大学医学部脳神経外科
-
野村 貞宏
山口大学医学部脳神経外科
-
吉川 功一
システム統御医学系・脳神経外科学
-
吉川 功一
山口大学医学部脳神経外科
-
野村 貞宏
山口大学脳神経外科講座
-
鈴木 倫保
山口県済生会下関総合病院 脳神経外科
-
鈴木 倫保
山口大学医学部
-
野村 貞宏
山口大学医学部 脳神経外科
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