ノボラック骨格を有するマレイミド樹脂の合成
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概要
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ノボラック骨格を有する新規マレイミドの合成とその硬化反応について検討した。<I>p-t</I>-ブチルフェノールノボラックをニトロ化すると, ipso位に選択的にニトロ基が導入され, 還元の後無水マレイン酸と反応させることで, マレイミド化ノボラックを得ることができた。この多官能性マレイミド樹脂は熱重合により硬化物を与えた。また, 芳香族ジアミンと加熱しても容易に硬化した。熱重量分析の結果, マレイミドノボラックは耐熱性樹脂として期待され, 特に4, 4′-ジアミノジフェニルメタンを用いた硬化物は, ヘキサミン硬化ノボラックに比べてかなりの耐熱性の向上が認められた。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
著者
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山岸 忠明
金沢大学工学部物質化学工学科
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石田 真一郎
金沢大学工学部
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中本 義章
金沢大学工学部
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中本 義章
金沢大学工学部材料開発研究室
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山岸 忠明
金沢大学工学部 物質化学工学科
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池野 英子
金沢大学工学部物質化学工学科
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石田 真一郎
金沢大学工学部物質化学工学科
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