継続受診者の健康度推移とそれに関わる諸因子の検討 ―その3 異常者の経年経過―
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概要
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成人病は,経年的に漸次増悪するものが多いため,『異常者の経年変化』を『生理的経年変化』と対比することにより,異常者の早期発見や発症予防に使用できないか検討した。加齢による生理的変化は,尿酸,GOT以外のすべての項目で加齢にしたがい増悪傾向を認めた。また異常者の経過は,多くの項目で20歳代では生理的変動の範囲であったにもかかわらず,30歳代で明らかに逸脱し,以後悪化の経過を示した。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
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