食生活に関するチェックシートを用いた食習慣の特性についての意識と自己評価に関する検証
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概要
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研究者が作成した食生活チェックシートを用いて自己の食生活を見直す方法の有用性を検討することを目的に, 看護大学生42名の食事記録から, 食生活の特徴を捉え, 学生の認識について自己評価の適切性及び食生活改善に向けた意識変化の観点から分析した. その結果 (1) 全体的に第1群と第3群と第4群がやや不足し, 第2群が過剰となる傾向があり, 11の群別バランスパターンがみられた. (2) 学生はチェックシートの活用で『食生活への関心』が高まり, 群バランスの乱れなど『食生活の特徴の評価』を行い, 具体的な生活状況を見直して『食生活の乱れに関する分析』を行い, 乱れの原因を探っていた. また, 今回の取り組みが【食生活改善の動機づけ】となり【改善の具体策】を導き出していた. (3) 食生活の特徴を捉えてほぼ適切に自己評価できていた学生及びシートの使いやすさの記述がある者は約8割であった. 生活調整する能力を育むための動機づけとなったといえる.
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