4. 脳血管攣縮の機能的可逆性の検討:-血管平滑筋の筋放電の出現状況の観察から-
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概要
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It has been revealed that the large cerebral artery adjacent to a ruptured aneurysm has not only a functional contraction but also various pathological changes of the blood vessel in the stage of late spasm. We reported previously that when the narrowing artery was recognized on a cerebral angiogram in patients with ruptured aneurysm, its histological change could be estimated by studying the appearance and frequency of electrical discharges recorded from the narrowing artery after clipping of the aneurysm.<BR>In this study, we recorded simultaneously the isometric contraction and electrical discharge from a ring-cut bovine middle cerebral artery in organ bath by administration of serotonin and incubated bovine blood. Furthermore, we studied the relationship between the frequency of an electrical discharge induced by incubated blood and the pathological change of vascular smooth muscle after making the vessel contract continuously in incubated blood for 5 minutes, 3 hours and 6 hours.<BR>The result was as follows; Vascular contraction induced by serotonin and incubated blood followed an electrical discharge recorded from the vascular wall. After 5 minutes of overloading of incubated blood on the vessel, the electrical discharge showed burst appearance and the histological findings of the vascular smooth muscle was considered to be nearly normal. After 3 hours, the electrical discharge showed sporadic appearance and the histological picture had partial degenerative change of vascular smooth muscle. After 6 hours, the electrical discharge was seldom or never detected and the histological picture had a diffuse degenerative change of vascular smooth muscle.<BR>From the result of the experimental study, we were able to determine that the electrical discharge recorded from the vascular wall in patients with ruptured aneurysm is derived from vascular smooth muscle and its appearance could be regarded as the indicator of the functional reversibility of cerebral vasospasm.
- The Japanese Society on Surgery for Cerebral Strokeの論文
著者
-
榊 寿右
国立奈良病院
-
内海 庄三郎
奈良県立医科大学脳神経外科
-
森本 哲也
国立奈良病院脳神経外科
-
谷掛 龍夫
奈良県立医科大学脳神経外科
-
衣川 一彦
市立松原病院脳神経外科
-
衣川 一彦
市立松原病院 脳神経外科
-
横山 和弘
奈良県立医科大学 脳神経外科
-
塚本 政志
奈良県立医科大学脳神経外科
-
京井 喜久男
奈良県立医科大学 脳神経外科
-
岡崎 孜雄
奈良県立医科大学脳神経外科
-
谷掛 龍夫
奈良県立医科大学 脳神経外科
-
榊 寿右
国立奈良病院脳神経外科
-
内海 庄三郎
奈良県立医科大学 脳神経外科
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