原発性アルドステロン症の血漿アルドステロン含量:II.アルドステロンとACTH
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概要
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原発性アルドステロン症の血漿アルドステロン含量は, ACTH投与により増加し, DOCA投与により抑制されず, デキサメサゾンでは低下しなかつた.血漿レニン活性はいずれの場合でも抑制されたままで, 電解質含量にも変化なかつた.すなわち, 本症の副腎皮質からのアルドステロン分泌はレニン・アンギオテンシン系とは無関係で, ACTHに反応しうるものである.またDOCA投与によるアルドステロンの増加の所見は本症診断上有用である.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文
著者
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中嶋 凱夫
東北大学医学部第二内科
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佐々木 爾
東北大学医学部第二内科
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竹内 孝彦
東北大学医学部第2内科
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福地 総逸
東北大学医学部第二内科
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福地 総逸
東北大学医学部第2内科
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中嶋 凱夫
東北大学医学部第2内科
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福地 総逸
東北大学医学部島飼内科
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