間脳一下垂体系の Luteinizing Hormone 産生・放出予備能検査
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概要
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簡易で信頼性の高い, LH放出予備能検査法を確立するのを目的とした.水溶性 estrogenを 静注し, その前後における尿中LH排泄量を経時~経日的に免疫学的に測定して, I~V型のパターンを得た.51名の排卵障害患者についてこの排泄型と臨床像とは明かな相関が認められ, さらに卵巣所見等を加味して検討した結果, それぞれの型には特有の意義があり, 下垂体~卵巣系機能不全症の障害部位と程度の判定に資するところが大であることを認めた.
- 日本内分泌学会の論文
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