千葉県市川市における都市公園へのネットワーク型街頭防犯カメラの設置例と市民の態度
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概要
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As people’s concern about crime grows, the number of CCTV (Closed Circuit Television) cameras in public places has been increasing in Japan. Since 2008, Ichikawa City, Chiba Prefecture has installed 150 CCTV cameras in public places including parks. The case of Ichikawa City is quite rare because the city installed numerous cameras in residential areas based on requests of residents. Focusing on Ichikawa City as an example, this paper reports the methodology of installing and operating CCTV cameras in parks and examines people's attitudes toward them. Interviews with local officials and a survey of 1,643 people living in Ichikawa City were conducted. The interviews revealed that the process of installing CCTV cameras in parks was democratic and the CCTV system was operated by following strict official codes. Additionally, from an analysis of the survey data, it was found that CCTV cameras relieved people’s fear of crime in parks. On the other hand, although the places of installation of CCTV cameras were determined by opinions of neighborhood association leaders, CCTV cameras were not necessarily installed at the parks that evoked people’s fear. Additionally, publication of CCTV cameras by local officials was not always sufficient. Based on these findings, this paper discusses the perspectives of installing and operating CCTV cameras in parks in the future.
著者
-
雨宮 護
科学警察研究所犯罪行動科学部
-
高木 大資
東京大学大学院人文社会系研究科
-
雨宮 護
科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室
-
島田 貴仁
科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室
-
島田 貴仁
科学警察研
-
雨宮 護
東京大学空間情報科学研究センター
-
雨宮 護
科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室
-
島田 貴仁
科学警察研究素犯罪行動科学部
-
島田 貴仁
科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室
-
島田 貴仁
科学警察研究所犯罪行動科学部
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