暫定利用を前提とした緑地の管理・運営スキームに関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In general, planners have conceptualized open spaces as permanent fixtures of the urban landscape. At present, however, the number of provisional open spaces--sites such as vacant lots that can be utilized temporarily--is rapidly increasing. In response to the proliferation of provisional open spaces, the city of Kashiwa, a commuter town east of Tokyo in Chiba Prefecture, established the kashiniwa scheme in 2010. This scheme aims to utilize provisional open spaces as sites for activities by citizen groups. This study identified the characteristics of kashiniwa and the problems in the advanced citizen activity supported by kashiniwa through document analysis and group interviews. An important characteristic of the kashiniwa scheme is that Kashiwa city supports citizen groups by offering subsidies without any strict regulation of group activities, permitting groups to develop various distinct and innovative activities, such as agriculture, not seen in more conventional parks and green spaces. However, issues of soil preparation for agro-activities and insufficient consensus building were identified as key problems. This study concludes that kashiniwa has potential to make provisional open spaces more attractive, if solutions to the problems identified in this study can be identified.
著者
-
浅見 泰司
東京大学空間情報科学研究センター
-
雨宮 護
東京大学空間情報科学研究センター
-
横張 真
東京大学大学院
-
寺田 徹
東京大学大学院
-
細江 まゆみ
柏市都市部公園緑政課
-
浅見 泰司
東京大学空間情報研究センター
関連論文
- エコ・コンパクトシティの実現に向けた都市計画関連制度の方向性 (特集 都市計画制度の今後の展望について--集約型都市構造の実現に向けて)
- 英国における中古住宅売買の取引制度と専門家の役割,齊藤広子,中城康彦(評論)
- 輪講「都市住宅学」(30)都市住宅学の体系化
- 地域間比較のためのリスク人口の推定方法 : インフルエンザ定点報告数に関する分析
- 人口減少地域における社会資本管理の課題とその原因--北海道の自治体へのインタビュー調査結果
- 公的賃貸住宅のあり方 (特集 地域の需要に応じた公的賃貸住宅の整備--地域住宅交付金の創設)
- パネルディスカッション (平成19年度公開シンポジウム(不動産政策シンポジウム) 日本の不動産をめぐる政策を考える--グローバル・ファイナンスを見据えた不動産市場の在り方)
- ワークショップ報告(1)「都市居住像のあり方--容積率緩和を問う」 (都市住宅学会シンポジウム報告)
- 建物立地と建物用途情報を用いた商店街の時空間変化の解析
- 中規模商業集積地における建物立地と建物用途分布の変化の時空間解析
- 都市の環境性能評価ツール「CASBEE-都市(低炭素版)」の概要
- 不動産情報の標準化 (特集 住むことと知ること--不動産・住宅情報の多角的考察)
- 今後の住宅政策への展望と期待
- 合意形成要件の最適化--マンションの建替決議を例として
- 都市工学からみた「200年住宅」 (特集 200年住宅を考える)
- これからの住宅のセーフティネットのあり方 (特集 公民連携で取り組む住宅のセーフティネット)
- 都心および近郊における住宅市場構造の比較に関する考察
- 居住者の価値観と住環境履歴が将来の住環境選好傾向に及ぼす効果
- 土地関連情報の一元化へ向けての課題と提案--「土地関連情報の一元化に関する調査」からの考察
- シンポジウム報告 社団法人都市住宅学会 公開市民フォーラム 同潤会アパートメントとその再生
- 「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)-まちづくり」の概要
- 住替え前後の住宅の改善度比較による住環境要素の選好階層構造 : 2003年住宅需要実態調査を用いた分析
- 住まい意向に基づく住宅市場細分化 : 居住者満足度と住要求の分析に基づいた同質な居住者グルーピング法
- メトロマニラの人口増加に伴う土地利用転換面積の推計, 大坂谷吉行, 217(評論-1)
- 費用便益分析を用いた病院の適正配置評価手法に関する研究
- 震災時の道路閉塞推定に関する研究 : 防災街づくりのための密集住宅市街地整備方策の定量的比較分析
- (1)東京湾沿岸域における土地利用の総体的把握と分析システムの構築 : 大都市沿岸域における環境評価方法に関する研究
- 7407 震災時の道路閉塞推定モデルに関する研究 : 阪神・淡路大震災の実態調査に基づく分析
- 国勢調査住宅関連統計のIPF法による度数分布表推計の精度 : 東京大都市圏を例として
- 8098 国勢調査住宅関連統計のIPF法による度数分布表推計の精度(住宅の需要構造)
- 7399 阪神・淡路大震災における避難所到達距離の分析 : 震災時の道路距離に関する研究(その1)(阪神大震災(4)被害・避難・救助・情報)
- 当選確率を考慮した住宅地選択行動に関する一考察
- 円形と長方形-住宅や部屋の形状の決定要因-
- GISを用いた建物敷地の接道判定のための簡便なバッファ距離設定方法
- 東京都区部の住み替え構造に関する研究 : 住宅ストックと居住世帯のミスマッチ解消に向けて
- 地価や周辺地域の状況が土地利用遷移に与える影響に関する研究--東京23区を対象として
- 応募行動を考慮した公営住宅の応益的家賃体系に関する考察
- 需要密度に対する供給効果を最大化するAEDの最適配置地点
- 寄り道支援路線図の自動作成システム
- 和としての不動産を高めるための不動産学 (日本不動産学会設立20周年特集)
- 40499 建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究(その97) : CASBEE-都市(低炭素版)における将来値評価に係る実現可能度の検討について(CASBEE-都市,環境工学I)
- 40498 建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究(その96) : CASBEE-都市(低炭素版)におけるL評価の2原則(発生地型・再配分型)について(CASBEE-都市,環境工学I)
- 不動産流通システムのコスト構造--不動産取引コストの把握
- 特別企画/座談会 住宅土地の「統計ビッグバン」
- 40496 建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究(その94) : CASBEE-都市(低炭素版)におけるL(環境負荷)のスコア化方法の検討について(CASBEE-都市,環境工学I)
- 40491 建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究(その85) : 「CASBEE-都市」による全国自治体の環境効率に関するケーススタディ(CASEBEE(1),環境工学I)
- 40497 建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究(その95) : CASBEE-都市(低炭素版)におけるQ評価に係る重みの設定について(CASBEE-都市,環境工学I)
- 都市の総合環境性能評価ツールCASBEE-都市の開発--評価システムの理念と枠組み
- 社会余剰最大化の土地利用モデルを活用した都市と近郊農村の環境連携の評価 : 三遠南信地域における社会統計データを用いたケーススタディ
- 40296 社会余剰最大化の土地利用モデルを活用した都市と近郊農村の環境連携の評価(その2) : 三遠南信地域における社会統計データを用いたケーススタディ(都市モデル・周辺モデルほか,環境工学I)
- 40295 社会余剰最大化の土地利用モデルを活用した都市と近郊農村の環境連携の評価(その1) : 三遠南信地域における社会統計データを用いたケーススタディ(都市モデル・周辺モデルほか,環境工学I)
- 住環境に対する社会的要求と政策的対応 : 新聞記事及び住宅建設五箇年計画に対する内容分析を通して
- 第10回〔都市住宅学会〕学術講演会報告(1)パネルディスカッション『都市住宅の10年--都市住宅学の到達点と課題』 (特集 都市住宅の10年--都市住宅学の到達点と課題)
- 都市住宅学会シンポジウム報告『コンバージョンとまちづくり』 (特集 既存建築ストックの住宅へのコンバージョン)
- 特別企画/座談会 新たな住宅政策を考える
- 7536 街区と敷地の形状分析 : 典型敷地を推定する手法の提案と応用(街路と街区,都市計画)
- 街区と敷地の形状分析 : 典型敷地を推定する手法の提案
- CASBEE-まちづくりツールの概要 : 建築物総合環境性能評価システムの開発 その5(環境工学)
- 座談会 景観政策と住環境
- 動機適合的な土地利用規制--形態制限の合理化
- 少子化現象と住宅事情
- 居住環境指標の妥当性
- 台湾における省籍の違いに着目した商店街景観認知の評価分析
- 迷惑施設の立地適性に関する数理的考察
- 7483 ジニ係数に基づいた迷惑施設の立地適性に関する数理的考察(確率モデル,都市計画)
- 東京における寺社境内の形態的特徴と都市緑地環境への貢献
- 7226 東京における寺社境内の都市緑地環境への貢献(都市の緑地・オープンスペース,都市計画)
- 都心および近郊における住宅市場構造の比較に関する考察 (〔都市住宅学会〕第14回学術講演会特集) -- (研究発表論文集(学術委員会の審査に合格した論文))
- 住生活基本計画における目標・指標・水準 (特集/住生活基本法)
- 不動産情報整備の意義 (特集 不動産と情報) -- (小企画1 情報整備・公開の必要性とそのシステムや情報活用のあり方)
- パネルディスカッション 自治体景観政策の規範・手法と市民参加による景観改善 (シンポジウム 平成17年度文部科学省科学研究費補助金研究成果公開促進費補助事業 都市景観の再生--法的規律の再構築と市民参加による景観改善)
- ミクロな住環境のヘドニック分析 (〔資産評価政策学会〕2004年「秋の研究大会」発表論文)
- 環境分析のためのGISの現状と展望 (特集:環境GIS最前線)
- パネルディスカッション (日本不動産学会設立20周年記念シンポジウム) -- (不動産証券化とまちづくり)
- 不動産物件の特性に基づいた住宅市場細分化モデルの構築
- 看板注視点の移動パターンに関する時空間分析
- 敷地境界線の統計的推定
- 空間推論を用いた歴史的旅行記における経路と建物位置の推定
- 合理的な道路斜線制限の必要条件
- 「用:ツール」の視点からみた21世紀の都市計画
- 住宅・土地
- 建物用途別の床面積と立地傾向の変化に着目した大都市圏駅前商店街の時系列解析
- 居住者タイプに応じた住環境適地マップの構築 (〔都市住宅学会〕第12回学術講演会特集) -- (研究発表梗概集)
- 7107 東京における寺社境内の形態の特性に関する分析(歴史的景観(3),都市計画)
- 消防活動困難区域の有無に着目した道路網評価
- 都市部における行政区域の再編に関する研究 : 東京23区部を対象として
- 東京二十三区の再編
- 東京大学空間情報科学研究センターの全国研究者支援構想
- 建物と道路の近接性判定方法の比較分析
- 戸建て住宅地における形状からみた典型敷地の推定手法
- 居住者満足度評価における居住者の価値観
- 建築の境界(特集を読んで(2011年6月号[特集=建築の境界]))
- 新技術と都市の変化
- 言語統計分析による住宅建設五箇年計画及び答申の特性分析 : 政策の立案と評価における非定型・大量情報の活用可能性
- 敷地条件と住宅の室配置および建物配置の関係性--東京圏で新規供給された戸建住宅の分析 (〔都市住宅学会〕第12回学術講演会特集) -- (研究発表論文集(学術委員会の審査に合格した論文))
- 居住期間と居住者の満足度評価に見られる特性
- パネルディスカッション 21世紀の不動産再開発をめぐる諸問題 (公開シンポジウム 平成15年度文部科学省科学研究費補助金成果公開)
- 関東支部ニュース 関東支部総会講演会報告 都市住宅学会関東支部講演会記録 「農」のあるまちづくり--都市の縮退と「農」による再生[含 質疑応答]
- 賃貸住宅居住者の満足度評価に見られる潜在的評価構造
- 用途別の建物床面積と立地傾向の変容傾向による大都市圏駅前商店街の類型化