千葉県佐倉市上別所から産出したナウマンゾウについて
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概要
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In 1973, fossil elephant bones were yielded from the sandy formation, at Kamibessho, Sakura-shi, Chiba Prefecture, Kwanto Regeon of Central Japan.The formation, belonging to the lower part of Narita Formation also yielded many other molluscan fossils characterized by Glycymeris yessoensis, Diplodonta usta etc. The molluscan assemblage is closely related to that of Kamiiwahashi fossil beds of Narita Formation in other area except for a few remarkable characteristics, that is; containing less number of the genera than the other Kamiiwahashi beds and being found in thin fossil beds.The fossil materials of the elephant include a lower jaw with the left second molar in situ, and a right tusk separated into three pieces. The mandible is rather large as P. naumanni of M2 stage and the shape of it generally resembles to the holotype of P. naumanni. The features observed on the grinded tooth indicate that the materials belong to the molar of P. naumanni, which is steno-crown type with distinct loxodont plica. The incisor is more thick and stout, suggesting that it belongs to male individual.
- 日本第四紀学会の論文
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