イソスジエビとスジエビモドキの成長と繁殖
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The growth and reproduction of Palaemon pacificus and P. serrifer were studied in a rearing experiment and materials collected almost bi-weekly during a period from May 1987 to November 1989 in Tateyama Bay, Chiba Prefecture. The life span of P. pacificus and P. serrifer is estimated at 12 to 15 months and 13 to 16 months, respectively. The body size is larger in P. pacificus than P. serrifer. Breeding season of P. pacificus and P. serrifer lasted from May through November and from April through October, respectively. Incubation period of P. pacificus and P. serrifer is 10 to 20 days and 11 to 19 days, respectively. Juvenile P. pacificus and P. serrifer appeared from May and July, respectively. Spawning is carried out by yearling and hibernated individuals in both species. In P. serrifer, however, most off-spring are produced by the hibernated spawning group. P. serrifer carries more numerous but smaller eggs than in P. pacificus. Thus, the difference on reproductive ecology between the two species was recognized.
- 日本水産學會の論文
著者
関連論文
- 小笠原諸島及び八丈島における海藻植生調査
- イシガニ属 8 種の遺伝的類縁関係
- 節足らずなカニ
- ノコギリガザミ属とワタリガニ科4種との遺伝的類縁関係
- ノコギリガザミ属における奇形について
- ノコギリガザミ属における種の同定について
- モクズガニの種苗放流が天然集団におよぼす遺伝的影響の検証
- インドネシアにおけるノコギリガザミ漁の漁具と漁法
- ノコギリガザミの分類に関する問題点
- 岩手県沿岸に生息するイトヨの生活史
- ショウジンガニPlagusia dentipes De HAANの着底と環境要因の関係
- イソクズガニTiarinia cornigera(LATEREILLE)の成長と繁殖
- ビデオ撮影装置によるカブトクラゲの現場密度の測定
- 東京湾におけるカブトクラゲの出現密度および全長組成の季節変化(Journal of Oceanography Vol.56(2000))
- 富栄養型内湾の東京湾における従属栄養性細菌密度の時空間分布
- 付着性微細藻の生長測定のための積分球蛍光々度計〔英文〕
- イワナSalvelinus leucomaenisの個体群維持に対する釣獲サイズ制限の効果
- 大風沢川(千葉県)におけるモクズガニERIOCHEIR JAPONICUS DE HAANの成熟
- カブトクラゲBolinopsis mikado Moserの摂餌特性〔英文〕
- 福岡県有明海域におけるガザミ漁獲量の変動と環境要因
- 生物群集モデルによるガザミの種苗放流効果の評価
- BIOMASS 計画における日本の活動(英文)
- オウギガニ科カニ類のヤドカリに対する捕食行動
- トゲエビジャコMetacrangon angusticauda(DE HAAN)の2次性徴
- イソスジエビとスジエビモドキにおける Bopyrus squillarum の寄生による影響について
- イソスジエビとスジエビモドキの棲み場所をめぐる闘争
- イソスジエビとスジエビモドキの成長と繁殖
- イソスジエビとスジエビモドキにみられる性的2型について
- 日本における外来種チチュウカイミドリガニCarcinus aestuariiの分布拡大
- 利根川水系鬼怒川におけるワカサギの産卵場所の立地条件
- 小支流におけるイワナ, ヤマメ当歳魚の生息数, 移動分散および成長
- 禁漁後の河川型イワナ個体群の増大
- 富山湾におけるホタルイカの環境要因による漁獲量予測
- チュウゴクモクズガニの養殖
- アミ類4種に見られた保育嚢から脱落した幼生の取り込み
- 種苗放流による天然水産資源への遺伝的影響
- 沖縄県,阿嘉島における底生渦鞭毛藻の分布〔英文〕
- トラノオガニPilumnopeus indicusに現れた間性個体
- 『蟹また蟹の絵巻物』, 小田原利光著, 蟹民芸館, 小田原ライブラリー
- モクズガニと近縁種チュウゴクモクズガニの遺伝的類縁関係
- 日本産アミAustralomysis属(甲殻綱,アミ目)の1新種
- 東京湾におけるカラヌス目橈脚類の濃密集群
- 東京湾の微小動物プランクトンとその季節的消長
- 東京湾における中・大型動物プランクトンの季節的消長
- 東京湾における動物プランクトンの季節変化
- 13. Gastrosaccus属のアミ類の検討(動物分類学会第26回大会記事)
- 5. 東京湾湾口部のガラモ場における葉上性ヨコエビ類の年間出現状況(動物分類学会第24回大会記事)
- 漁業資源としてのプランクトン (海の浮遊生物)
- 離散的生長をする単一種からなる資源個体群に対する放流効果
- マングローブの苗木を食害するカニ類
- 短尾類の成長と繁殖:特に種苗放流に関連して
- チチュウカイミドリガニの日本への侵入と繁殖
- 外来種のチチュウカイミドリガニが東京湾に大発生
- インドネシア・スガラアナカンのノコギリガザミ
- イボイワオウギガニのヤドカリ類に対する捕食行動
- オウギガニの繁殖
- 岩礁域でのイボイワオウギガニERIPHIA SMITHII MCLEAYの食性
- イボイワオウギガニに見られた交尾栓について
- 沖縄県,阿嘉島における底生渦鞭毛藻の分布〔英文〕
- 十脚甲殻類の生活および形態と構造 : 特にカニ類について
- イソスジエビとスジエビモドキの成長と繁殖
- 生長に閾値を持つ競争する2種からなる個体群に対する放流効果〔英文〕
- 個体群の生長が時間遅れの制御下にある資源個体群に対する放流効果〔英文〕
- 魚類の老齢期生長の解析および繁殖終了年齢と寿命の推定
- 資源獲得に個体差のあるシステムでの放流の影響〔英文〕
- 年齢の関数としての自然死亡係数〔英文〕
- 小湊産のナガレモエビHippolyte ventricosaの生活史と形態