補中益気湯が奏効した肝癌肺転移の1例
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概要
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45歳, 女性。肝硬変にて肝癌を合併し, TAE施行。その後, 肺に多発性転移を認めた。補中益気湯 (ツムラ・エキス製剤) 7.5g/dayと桂枝茯苓丸7.5g/dayを40日間投与し, その後, 補中益気湯 (煎剤) と自家製桂枝茯苓丸18丸 (9g) を30日間使用したところ, 肺転移の大小不同, 多数の腫瘤がほぼ完全に消失した。その後の治療継続により, 肺転移発見時より12ヵ月を経過しているが全身状態も良好で, 順調に経過している。
- 社団法人 日本東洋医学会の論文
著者
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岡崎 正敏
福岡大学医学部放射線科
-
東原 秀行
福岡大学医学部放射線科
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岡崎 正敏
福岡大学医学部総合医学研究センター
-
東原 秀行
福岡大学医学部放射線医学教室
-
星野 弘弼
村上華林堂病院
-
岡崎 正敏
福岡大学医学部放射線医学教室
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