Study on Gas-side Fouling of Oil-fired Boilers by Means of Controlled Temperature Tubes in a Test Furnace
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Chemical analysis indicates that Na, V, and S are principal elements of gas-side deposits of oil-fired boilers. There has, however, been no generally accepted view as to the molecular composition of substances which initially precipitate on the outermost surface of the deposit on the tube. After reaching the outermost surface, the substance or the substances react chemically with already existing deposits and/or with the tube metal.<BR>This experimental study was carried out by forming fouling compounds on test tubes with predetermined surface temperatures ranging from 75 to 680°C. The test tubes were arranged in a duct which accept combustion gas from a test furnace burning city gas. Na, V and S were selected as the fouling elements. The gas temperature at the test tube was from 750 to 960°C. Each fouling material containing Na, V or S separately was supplied to the. furnace and the formed deposits were investigated. Then fouling materials containing any two of Na, V and S were supplied to the furnace, and finally all three fouling elements, i.e., Na, V and S were supplied to the furnace.<BR>It was found that the gas-side fouling can be classified into low, intermediate and high temperature fouling. In the low temperature fouling, only sulphur trioxide precipitates at the outermost surface. In the intermediate temperature fouling, sodium sulphate and vanadium pentoxide precipitate from the gas, and these two compounds absorb sulphur trioxide from the gas after deposition to form sodium pyrosulphate on the tube surface. High temperature fouling is characterized by the fact that the precipitating materials are sodium sulphate and vanadium pentoxide and that sodium vanadyl vanadates are formed on the tube surface.<BR>The quantity of fouling deposits is dependent also on the gas temperature because the gas-film directly in contact with the outermost deposit surface is affected by the bulk gas temperature. When the tube metal temperature is raised gradually, the deposits quantity sharply decreases when the low temperature fouling is over. When the metal temperature goes above 250°C, the quantity gradually increases, reaches a maximum and decreases because the gas-film temperature goes beyond the dew points of vanadium pentoxide and sodium sulphate vapours.
- 公益社団法人 日本マリンエンジニアリング学会の論文
著者
関連論文
- 気液分離槽設計のための水脈による海水中への空気巻込み特性に関する研究 : 越流堰からの水脈により海水中に発生する気泡の量と気泡径分布
- ボイラ高温腐食に対するマグネシウム添加剤の防食効果
- ブレイトンサイクル改良への一方法
- 強制貫流蒸発管における流動の研究 : 第2報 計算法の適用例
- 強制貫流蒸発管における流動の研究 : 第1報 計算法
- 強制貫流蒸発管における流動の研究 : 第2報 計算法の適用例
- 強制貫流蒸発管における流動の研究 : 第1報 計算法
- ボイラの自然循環 : 研究と設計の現状通論と無次元特性数の提案
- 気水混合物の流動 第1報 流動の様式と相対速度
- 気水混合物の流動 : 第1報 流動の様式と相対速度
- 蒸発管系の不安定流動 : 第3報、並列管での実験結果
- 多管式熱交換器のじゃま板による胴側流体抵抗の研究
- 多管式熱交換器のじゃま板による胴側流体抵抗の研究
- 蒸発管系の不安定流動 : 第2報, ガイセリング
- 蒸発管系の不安定流動 : 第1報, 圧力降下振動
- 蒸発管におけるドライアウト時の壁温変動に関する研究
- 重油だき高負荷炉筒における伝熱の実験的研究
- 重油だき高負荷炉筒における伝熱の実験的研究
- 船用 JIS 弁の流れの抵抗係数の実態について
- 高熱負荷平板のプール沸騰の研究 : 第1報, バーンアウト熱負荷
- 高熱負荷平板のプール沸騰の研究 : 第1報, バーンアウト熱負荷
- 模型実験による貨物油タンク加熱管における伝熱と流動の研究
- 圧力脈動を検出する気液二相流量測定法 : 第2報, スラグ流に対する流動模型とその応用
- 主機出力の呼び方とその定義
- ボイラ圧力の動特性における給水と吸熱の機能
- ボイラ圧力の動特性における給水と吸熱の機能
- 超臨界圧水の強制対流熱伝達と圧力損失に関する研究 : 第2報, 摩擦圧力損失の実験結果および壁面摩擦と熱伝達の相関
- 超臨界圧水の強制対流熱伝達と圧力損失に関する研究 : 第1報, 熱伝達の実験結果
- 蒸発管内密度波振動における各種因子の影響に関する研究 : 第2報, 近似安定限界
- 蒸発管内密度波振動における各種因子の影響に関する研究 : 第2報, 2パラメータD分割法の適用
- 船舶推進力変換技術の通史と展望
- 二次元衝突水噴流の膜沸騰熱伝達
- 二次元噴流による高温面の冷却
- 厚肉各種鋼管の内圧破壊試験結果 : とくにManningの理論値との比較
- 厚肉各種鋼管の内圧破壊試験結果,とくにManningの理論値との比較
- 垂直落下液膜の熱伝達
- 気相流速突変時の気液並行液膜流の過渡的挙動
- 円筒ドラム内の飛沫同伴に関する研究 (第2報, エリミネータの効率)
- 円筒ドラム内の飛沫同伴に関する研究 (第1報, もぐり多孔板の効果)
- 616 自然循環並列蒸発管における流れ振動特性に関する解析(GS-6 熱工学(1))
- 618 自然循環ループにおける流れ振動に関する解析的研究(流体工学XII)
- 圧力脈動を検出する気液二相流量計測法 : 第2報, スラグ流に対する流動模型とその応用
- タービン船の燃料消費軽減策について
- 衝突円形水噴流による熱伝達 : 射流液膜の二つの干渉域の流動と伝熱
- 619 広い空間における空調流れに関する解析的研究(流体工学XII)
- 耐熱合金鋼管(15-15N)の内圧によるクリープラプチャー強度
- 円管群に直交する管外流れの構造と圧力損失
- 円管群に直交する管外流れの構造に関する研究 : 第2報, 一行, 一列および二列管群における流動
- 気流に直交する2本管, 一行管群, および一列管群の流体抵抗
- 円管群に直交する管外流れの構造に関する研究 : 第1報, 円管2本が近接する場合のカルマンうず
- 円管群に直交する管外流れの構造に関する研究 : 第1報, 円管2本が近接する場合のカルマンうず
- 貨物油タンクの加熱における伝熱上の問題
- 自己蒸発を伴う管内飽和水流の研究
- 自己蒸発を伴う管内飽和水流の研究
- 5,600 SHP タービン貨物船における電力需要の実情について
- 商船低圧配管用1 1/2in管および40mm弁の実態について
- 厚肉鋼管の内圧破壊におけるき裂進展様相の考察
- 耐熱合金鋼15-15N厚肉円筒の高温における内圧破壊強度
- 当面のエネルギ技術未来像
- エネルギ技術再編成とガスタービン
- 大気圧水そう中の垂直壁における遷移沸騰の実験
- 大気圧水そう中の垂直壁における遷移沸騰の実験
- 舶用主機馬力計測の実態調査と各種計測法による実船主機馬力計測値の比較
- エリミネータにおける同伴液滴の分離性能 : (第2報 実験的研究)
- 水平気流中に置かれたワイヤメッシュデミスタの分離特性
- 圧力脈動を検出する気液二相流量測定法 : 第1報, 圧力脈動の新特性値
- 圧力脈動を検出する気液二相流量測定法 : (第1報 圧力脈動の新特性値)
- バーナだき燃焼室水冷壁におけるふく射熱吸收率の分布
- バーナたき燃焼室水冷壁におけるふく射熱吸収率の分布
- 垂直落下液膜の流動と伝熱 : 第2報, 伝熱データによる解析
- 垂直落下液膜の流動と伝熱 : 第1報, 流動様式の分類
- 垂直落下液膜の流動と伝熱 : 第1報, 流動様式の分類
- 噴霧による給水の空氣分離 : 空気分離器に関する研究・第2報
- 船用主機取扱の実態調査について : 第1報 ボイラ
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第3報, 水平円管全周加熱の場合のバーンアウト
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第3報, 水平円管全周加熱の場合のバーンアウト
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第1報,長方形流路の上面または下面加熱の場合の限界熱負荷
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第1報, 長方形流路の上面または下面加熱の場合の限界熱負荷
- 水兵流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第2報, 水平円管全周加熱の場合の相分離によるドライアウト
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第2報,水平円管全周加熱の場合の相分離によるドライアウト
- ガスタービン技術予測二例のてんまつ
- 船舶と省エネルギ (省エネルギ及び燃料特集号)
- 膜沸騰熱伝達に関する研究 : 第2報, 大気圧および加圧下の水における垂直棒
- 膜沸騰熱伝達に関する研究 : 第2報, 大気圧および加圧下の水における垂直棒
- 膜沸騰熱伝達に関する研究 : 第1報, 大気圧の液体中における水平棒および細線
- 膜沸騰熱伝達に関する研究 : 第1報, 大気圧の液体中における水平棒および細線
- タイトル無し
- :(1st Report, Theoretical Studies)
- Study on Gas-side Fouling of Oil-fired Boilers by Means of Controlled Temperature Tubes in a Test Furnace
- 工学の本質と基礎(工業教育特集号)
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第4報, 環状噴霧流におけるバーンアウト熱負荷の解析
- 水平流路内沸騰における限界熱負荷に関する研究 : 第4報, 環状噴霧流におけるバーンアウト熱負荷の解析
- 気液二相流研究の現状
- 発電用蒸気動力の将来性
- 充満度を考慮した場合の直方体ガスふく射 : 第1報 燃焼室周壁におけるガス体黒度
- 充満度を考慮した場合の直方体ガスふく射 : 第1報 燃焼室周壁におけるガス体黒度
- アメリカにおける蒸気動力の近況
- タイトル無し
- 直交流円管群の管外気流の構造およびそれに起因する振動に関する研究
- タイトル無し