廃棄乗用車タイヤ再生ゴムとアスファルトとの混用試験
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概要
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SBR及びBRを主体とする廃棄乗用車タイヤ粉末をオートクレーブ真空中で加熱し軟化再生した軟化ゴムをストレートアスファルトに混和した. このゴムアスファルトの感温性及び流動性状などは, 混和する軟化ゴムの性状に左右される. 軟化ゴム300°C×1h及び250°C×1hのものを混和した場合, かえってアスファルトの25°Cにおける針入度及び軟化点の性状を悪くした. また220°C×1h及び200°C×1hのものを混和した場合はアスファルトの性状変化をもたらさなかった. 未処理ゴム粉末, 150°C×1h及び175°C×1hのものを混和したゴムアスファルトの25°Cにおける針入度, 軟化点及び粘度はストレートアスファルト身自のそれらよりも低下, 上昇及び増加した.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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