コーヒー豆の酵素処理に関する研究(第5報) : アラビノガラクタンの推定構造
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概要
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コーヒー豆のアラビノガラクタンをRhizopus niveusの生産するgalactanaseで分解して,その分解物をSephadex G-15によるゲル濾過およびペーパークロマトグラフィーで分別した.その結果,アラビノース,ガラクトースならびに5種類のオリゴ糖が得られた.これらのオリゴ糖の中で主なものは6-ο-βガラクトシルガラクトースであると同定された.また,他の4種のオリゴ糖の分析結果と,それらの生成比率から多糖体の構造を推定した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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