わが国のイチゴ黒斑病に対する感受性品種
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国内外のイチゴ60品種•系統を用いて, 圃場における発病調査とイチゴ黒斑病菌の接種試験によって, 黒斑病感受性品種を検索した. その結果, 国内種では従来から感受性品種として知られている‘盛岡16号’が, 外国種ではアメリカ合衆国で育成された‘Robinson’がわが国のイチゴ黒斑病菌に対して感受性であることがわかった. これに対して, ‘盛岡16号’の交配親である‘千代田’, ‘Fairfax’を含む58品種•系統はイチゴ黒斑病に抵抗性であることが明らかとなった.
- 園芸学会の論文
著者
関連論文
- 免疫学的方法によるイネ萎縮病ウイルス罹病イネ中のウイルスRNAの検出
- トマト系タバコモザイクウイルスの弱毒ウイルスTMV-L_Aに由来する自然突然変異株の干渉効果
- ランナー株および自殖(S_1)実生を用いたイチゴ品種間のイチゴ萎黄病抵抗性の比較
- コムギ眼紋病の本州北部日本海側(秋田県)における発病の経過
- (105) イネ黒条萎縮病ウイルスの電子顕微鏡的研究 (ウイルス病(昭和42年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- モノクローン抗体を用いて解析したタバコモザイクウイルス : 普通系統 (TMV-OM) の抗原性
- ニュージーランドで分離されたイチゴ黒斑病菌の諸性質とニュージーランド菌株に対するイチゴ'アキタベリー'の抵抗性
- 寒冷地における夏秋トマトと半促成イチゴ栽培の輪作について
- 寒冷地における夏秋トマトの栽培に関する研究-1-は種期と整枝法が収穫ピ-クおよび収量に及ぼす影響
- ネギ品種の越冬性および抽台に関する一試験
- 寒冷地の施設園芸における地熱熱水の利用について
- 寒冷地の半促成栽培および露地栽培におけるイチゴ黒斑病抵抗性系統M16-AR 1,2および3の適応性
- 東北•北海道におけるイチゴ黒斑病菌の分離菌株に対するイチゴ盛岡16号の体細胞変異株M16-AR 1, 2および3の抵抗性
- イチゴ品種盛岡16号のカリクロン植物から作出したイチゴ黒斑病抵抗性系統の遺伝解析
- イチゴ品種盛岡16号の茎頂培養由来カリクロン植物からのイチゴ黒斑病抵抗性株の選抜とその特性
- イチゴ黒斑病菌に対するイチゴ品種の感受性の遺伝
- わが国のイチゴ黒斑病に対する感受性品種
- 育苗法および定植時期が低温カット栽培イチゴの生育・収量に及ぼす影響
- キュウリ緑斑モザイクウイルス (スイカ系) に対するIgMおよびIgG特異抗体の産生様式