ナス科植物の毛状根からのジャガイモシストセンチュウふ化促進物質の分泌
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概要
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トマト, ジャガイモ, イヌホウズキの毛状根はジャガイモシストセンチュウふ化促進物質を生産していた. これらの毛状根において合成されたふ化促進物質は培地中へ分泌されていたが, 分泌能は植物種に依存しており, トマトとイヌホウヅキでは大部分培地中へ分泌されていたが, ジャガイモにおいては一部分しか分泌されていなかった. 一方, 同一植物では分泌能は毛状根クローンの差にはほとんど依存していなかった.
- 日本植物細胞分子生物学会の論文
著者
-
村井 章夫
北海道大学大学院理学研究科
-
鎌田 博
筑波大学生物科学系
-
芦川 育夫
筑波大学・遺伝子実験センター
-
芦川 育夫
ハリマ化成
-
荒木 智子
北海道大学理学部化学科
-
福澤 晃夫
北海道大学理学部化学科
-
甲子 昌人
ハリマ化成
-
鎌田 博
筑波大学生物学系
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