Ri プラスミド rol 遺伝子によるペチュニアの形質転換
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概要
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アグロピン型Riプラスミド (pRiA4b) からクローン化した rol A, B, C遺伝子を含む4.3kbのEcoRI断片をバイナリーベクターpBI121に挿入し, ペチュニア栽培種に導入した. その結果, カナマイシン耐性を示す形質転換体が得られ, レポーター遺伝子であるβ-glucuronidase (GUS) 遺伝子の発現も認められた. この形質転換体を人工気象器で栽培したところ, 矮化, 開花時期の遅れ, 葉の波打ち, 花粉稔性の消失等の性質がみられた.
著者
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鎌田 博
筑波大学生物科学系
-
清川 繁人
青森大学工学部生物工学科
-
菊池 泰弘
協和発酵工業(株)
-
清川 繁人
協和発酵工業株式会社筑波研究所
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原田 宏
筑波大学生物科学系
-
嶋田 幸久
協和発酵工業株式会社筑波研究所
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鎌田 博
筑波大学生物学系
-
菊池 泰弘
協和発酵工業株式会社筑波研究所
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