PCR法によるRiプラスミド rol 遺伝子の検出と形質転換確認への応用
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概要
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ミキモピン型Riプラスミドおよびアグロピン型Riプラスミドにおいて, rol 遺伝子群の中からホモロジーを有する配列を基に4種のプライマーを合成した. Agrobacterium rhizogenes の野生株10株から抽出したDNAを鋳型としてそれぞれ2組のプライマーを用いてPCRを行ったところ, 9株で同一の長さの断片が増幅された.また, A. rhizogenes A4株および1724株によるタバコの形質転換体から抽出したDNAについても, 同様のPCR法によって rol 遺伝子の増幅が確認できた. さらに, ボーダー配列部分を認識するプライマーを用いることにより, 形質転換個体では完全に除菌されていることが示された.
著者
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鎌田 博
筑波大学生物科学系
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清川 繁人
青森大学工学部生物工学科
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菊池 泰弘
協和発酵工業(株)
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清川 繁人
協和発酵工業株式会社筑波研究所
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原田 宏
筑波大学生物科学系
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鎌田 博
筑波大学生物学系
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