<I>Stevia rebaudiana</I> Bertoni のカルス培養と形態形成
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概要
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<I>Stevia rebaudiana</I> Bertoniのカルス形成と根の分化に対する, オーキシンとサイトカイニンの効果を調べた。カルス形成に関してはオーキシンとしてはNAAが, サイトカイニンとしては2-イソペンテニルアミノプリン (2-iP) の活性が高く, 0.1mg/lのNAAと10.Omg/lの2-iPの組み合わせでは, 1月で5mm<SUP>2</SUP>の葉片から700mg (生重量) 以上のカルスが得られた。<BR>カルスからの根の分化にはN- (4-ピリジル) -N-フェニル尿素 (4-PU) の活性が高く, 2-iPは効果が低かった。根形成の活発なカルスでははい (胚) 原基が散見されたのに対し, 不活発なカルスでは細長い異常な形の細胞が多数を占めていた。<BR>芽形成はただ1度, NAA0.01mg/l, ベンジルアデニン1.0mg/lの系で観察されたのみであった。
著者
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内田 安三
東京大学工学部工業化学科
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和田 吉雅
東京大学工学部工業化学科
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児玉 照幸
東京大学工学部工業化学科
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田村 隆光
東京大学工学部工業化学科
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八巻 敏雄
産業医科大学
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内田 安三
東京大学工学部
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