ポーラログラフ法によるペンタクロルフェノールの定量 : クロラニルおよびその関連化合物のポーラログラフィーに関する研究(第4報)
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概要
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ペンタクロルフェノールはさきに報告したフェノールやサリチル酸の場合と同じように,塩素酸カリウムと塩酸で処理してもクロラニルを生ずるが,塩素酸カリウムと塩酸のかわりに硝酸を作用させることによって容易に酸化されて定量的にクロラニルを生成する.したがって,このクロラニルをエーテルで抽出し,さきに報告したように,<I>N</I>/10硝酸カリウムを支持塩としたpH 3.4の50%アルコール溶液を電解液とし,ポーラログラフ法によって測定すれば簡便にペンタクロルフェノールを間接的に定量することができる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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