ポーラログラフ法によるフェノールの定量 : クロラニルおよびその関連化合物のポーラログラフィーに関する研究(第2報)
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概要
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種々の芳香族化合物を塩素酸カリウムと濃塩酸で酸化するとき最終生成物としてクロラニルが得られる.このクロラニルは前報で報告したようにポーラログラフ法によって容易に定量できるから,この方法を芳香族化合物の定量に利用する目的で種々の芳香族化合物について予試験的にその可能性をしらべたところ,フェノールなど数多くのものが本法で酸化されてクロラニルに導かれることがわかった.これらのうちフェノールに対して本法を適用し,ポーラログラフ法によって容易でしかも精度のよい定量法であることがわかった.<BR>本法をナフタリン中のフェノールの定量に応用して良好な結果が得られた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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