高分解能NMRによるテトラヒドロフラン-プロピレンオキシド共重合体およびエチレンオキシド-プロピレンオキシド共重合体の分析
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概要
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高分解能NMRによるテトラヒドロフラン-プロピレンオキシド共重合体およびエチレンオキシドープロピレンオキシド共重合体の共重合率の定量法を検討した.高分解能NMRは日本電子のJNM3H-60型を使用し,シグナル面積強度は積分器で3回測定してその平均値を定量に用いた.その結果,テトラヒドロフラン-プロピレンオキシド共重合体については,共重合率0.4〜5.0の範囲で定量できること,またエチレンオキシド-プロピレンオキシド共重合体については,共重合率0.35〜2.0の範囲で定量できることを明らかにした.分析精度は標準偏差で前者が0.021,後者が0.033であった.<BR>この際,RFレベルの強さの影響について調べ,最適RFレベルは-54〜-58dbの範囲にあることを明らかにした.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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