ゲルクロマトグラフィーによる直鎖アルキルベンゼン中の傍生物質の定量
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概要
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合成洗剤の原材料である直鎖アルキルベンゼンは傍生物質としてアルキルテトラリンやアルキルインダンを含んでいる.そこでこれらの傍生物質を定量するためセファデックスLH-20を用いるゲルクロマトグラフィーを検討した.ゲルクロマトグラフィーの条件として,外径1.8cm,長さ260cmのガラスカラムを使用し,展開溶媒としてイソプロパノール,試料添加量を50μ<I>l</I>とした場合,アルキルベンゼンと傍生物質は分離することがわかった.市販の直鎖アルキルベンゼンについて分析した結果,アルキルベンゼンと傍生物質のピークは分離度1以上となり,その面積をプラニメーターで測定することにより定量することができた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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