回転電極法によるランタン,ネオジムおよびイットリウム中の微量元素の発光分光分析 : 希土類元素の発光分光分析に関する研究(第5報)
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概要
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ランタン,ネオジムおよびイットリウム酸化物中の希土類元素および一般元素を定量するための溶液発光分光分析法を検討した.試料を塩酸で分解後,セシウムもしくはメチルアルコールを加え,これを再蒸留水で希釈して試料溶液とした.この溶液を回転電極を用いて高圧整流スパーク放電で発光することにより,1~45ppm以上の各元素を16%以内の変動係数で定量することができた.なお,本研究により,微量元素のスペクトル線強度に及ぼす主成分元素,酸,セシウムおよびメチルアルコールの影響に関して二,三の知見を得た.
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