メチレンブルーによるシクラミン酸の溶媒抽出吸光光度定量法
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概要
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シクラミン酸は塩基性色素のメチレンブルーと吸収極大660mμのクロロホルム可溶性の塩を形成する.これをシクラミン酸塩の定量に応用した.<BR>抽出の至適pHは7でシクラミン酸ナトリウム1〜10μg/m<I>l</I>の濃度範囲で検量線は直線関係が得られた.シクラミン酸ナトリウムとメチレンブルー,および両者の塩はペーパークロマトグラフィーで異なる<I>R<SUB>f</SUB></I>値を示し,塩形成がなされていることがわかった.また塩の組成は連続変化法および誘電率測定の結果から,クロロホルム溶液,水溶液ともにモル比が1:1であることがわかった.定量を妨害する共存物質を検討したところ,サッカリンは正誤差を与え,アミノ酸とたん白質は負誤差を与えるが,ソルビット,リンゴ酸などは5〜1000倍モル存在しても妨害しないことを認めた.また製剤中のシクラミン酸をQAE-セファデックスを用いて分離したのち,この方法を用いて定量できることがわかった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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